T&Dワールドコモディティ株投資1106 〜野村證券

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本日ご紹介するのは、野村證券の新しいファンド『T&Dワールドコモディティ株投資1106』です。

名前で間違いがちなのが、コモディティとありますが、あくまでコモディティ関連株へ投資をしているため、投資先はコモディティではなく株です。

コモディティについてはこちら

ではコモディティとコモディティ関連株の違いですが、値動きは比較的連動しています。ただコモディティ関連株はコモディティ価格に比べ、さらにボラティリティ(上下のブレ)が大きいです。つまりリスクが高いと言えます。

次に投資対象先の資産です。コモディティと言っても色々種類がありますが、このファンドは以下の3つの資産へ均等に投資をしています。

・ソフトコモディティ(穀物など)
・エネルギー(原油など)
・産業用メタル(銅、プラチナなど)

資料にはそれぞれ今後世界的にもニーズが高まるということが、右肩上がりのグラフを使って説明されています。今までの事実も、今後の将来展望も含め、どれも間違ってはいないと思います。新興国の台頭、世界的なインフラ、限られた資源などを考えると最もだと思います(どれも日本にはマイナス材料ですが)。

ただポイントとなるのは、コモディティ指数が載っているこちらのチャート。これを見てもらえればわかるように、代替資産であるコモディティの価格といっても、結局は株や世界景気に連動してしまっています。2008年の金融危機では、金融の収縮(お金が市場から消えること)が起こっていたので、しょうがないと言えばしょうがないのかもしれませんが、結局コモディティ全体に投資していいても駄目だということです。

ワールドコモディティ

ではどうすればいいのでしょうか?こちらの金のチャートをご覧ください。

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先程のコモディティ価格とはまったく違いますよね。そうコモディティ=金ではないのです。だからコモディティ全体に投資を分散してしまうよりも金だけのほうがいいのです。

最後にこちらが投資先国です。多くが先進国、特にアメリカに集中しています。そう、コモディティ関連株とはいっても、結局は先進国株式ファンドなのです。

ワールドコモディティ2

基準価格が12,000円になったら早期償還、ということ条項がありますが、そもそも投資しなくてもいいでしょう。

これなら金のETFを購入してください。

ETFについてはこちら

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