変額年金保険(アメリカ)前編
それでは待望の毎年3%代の金利が確実につく商品の話です。それはタイトルにもある通り、アメリカの変額年金保険です。ちなみにアメリカではannuityと呼びます。これは日本語に直すと『変額年金保険』となりますが、保険機能にレバレッジがかかっていないため、日本では法的に保険の扱いになりません。つまり日本にいながら契約することができます。
商品の仕組みをもう少し詳しくお話しすると、まず典型的な物が、10年間という期間、一定額(100万円〜、ドル建て)を運用し続けるというものです。そうすれば3%代の金利(契約時によって少し変動。今が最も安い金利。)が10年間必ず付きます。
さらにこれに加え、S&P500(アメリカの株式インデックス。日本でいう日経平均のようなもの。)に連動してそれ以上の上昇を見込めるものもあります。ただし上限は9.5%(これも契約時の株価水準に寄って変動。今は低い水準。)厳密にはその年、S&P500が50%上昇すれば最高の9.5%、7%の上昇であれば7%、下がっていればそれは関係ない物として、元本の90%部分+3%代の金利だけがつきます。
ちなみにS&P500は日本株と違って、長期投資(10年)においては全勝です。悪かったのはITバブル崩壊と今回の金融危機だけ。
(上がPER、下がS&P500指数)
さて、では具体的に10年後にいくらになっているでしょうか?それはまた明日のブログで。お楽しみに・・・
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