ロジャース・インベストメント
本日は日本株式型のファンドオブファンズのご紹介をします。HPはないのですが、「ロジャース・インベストメント・アドバイザリー」といって、AIMA Japanの副会長もされているエドワード・ロジャーズのファンドです。
ローンチ(運用開始)は2006年10月のため、まだ3年余りのトラックレコードしかありませんが、サブプライムローン、金融危機という逆境の中、米ドルクラスで2007年:5.88%、2008年:5.42%、2009年(6月まで):1.60%ということで、毎年負けない運用を続けています。ボラティリティ(リスク)は年平均4.2%です。つまりぶれが低いのがこのファンドの特徴です。
そもそも日本株式のヘッジファンド自体が200程度しかないそうです。その中、昨年の金融危機で50ものヘッジファンドが償還を迎えざるをえなくなりました。オフショア含め、欧米では何千というヘッジファンドがある中のファンドオブヘッジファンズとはまた違いますが、日本人の投資家で、日本株式に投資をしたい。また、オフショアなど海外の資産は多く持っているけれど、国内資産がポートフォリオに欠けている方には、ちょうど良いかもしれません。
このファンドは元々機関投資家(銀行、生損保、年金基金など)のみを対象としてきたのですが、ここに来て個人投資家も投資できるチャンスがあります。最低投資金額は1000万円。通貨は円、米ドル、ユーロです。組み入れファンドを戦略別に構成比率の高い順に、ロングショート、レラティブバリュー、イベントドリブン、マーケットニュートラル、アクティビスト、マルチストラテジー(ヘッジファンド戦略別説明)です。
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