いわかぜキャピタル
今回もまた新しいプライベートエクイティ(PE)です。
「いわかぜキャピタル」と聞くと、ずいぶん前からあるような、和式の名前の会社ですが、ここの代表は元リップルウッドの代表。ばりばりのハゲタカ(良い意味を込めて)です。先日お会いして、直接話を伺った限りでは、本人はハゲタカというイメージを持ってもらいたくなくてこの会社名にしたそう。本人もいたって「外資」というイメージではなく、むしろお話好きなお父さんという感じでした。。
投資戦略はリップルウッドがそうだったように、国内の会社にエクイティ投資をして、そこの経営に携わり、会社をよくすることで、会社の企業価値を高め、高い値段でエグジット(売却)するという手法です(要はバイアウトファンド)。具体的にはIPOをするか別の会社へ売却します。最近は国内の買い手だけでなく、中国などの買い手も増えてきているそうです。目標リターンは年率20%。ただ毎年安定してというよりも、エグジットが無事で来た時にファンド価格も上昇します。
リスクはもちろんそれぞれの企業価値を上げられなかった場合、株価も上がりませんし、PEのため流動性もありません。今回のファンドも2009年12月より開始し、満期は8年後(2年延長可能)です。
魅力的なのは、国内外機関投資家(銀行、損保、年金基金など)が投資する案件に1億単位ではあるが、参加できることでしょう。また、実際会社を経営されている方で、「会社を買いたい」、もしくは「自分の経営している会社を売却したい」と考えている方には、このファンドに会社を見てもらって、どんなところへ売却するのが良いのか、どんな会社と一緒になるのがお互いにとって良いのかを知るチャンスになります。これはキャッシュリッチで1億円余剰資金があるから、この「いわかぜキャピタル」に投資をしよう!という方でなくとも大きなメリットとなります。ご存知の通り、参加企業数、参加業者数が増えれば、売り手にはどの企業へ売ればいいのかがわからないまま、一番高い値段で欲しいと言ったところに売却してしまう可能性が高く、本当にステークホルダーにとって良いM&Aなのかはわからなくなってしまいます。逆に買い手からしても、オークションのように多くの企業と無駄な競売をしなければならず、本当に適正な価格がつけられなくなります。つまり会社のM&Aというのは、限りなく少ない企業間で決めた方が良い効果を生みます。こういったプロのバイアウトファンドに、試しに見てもらったらいかがでしょうか?見てもらい、アドバイスしてもらうのはタダですし。。
会社を買いたい方、売りたい方、このPEにご興味ある方、お気軽にご連絡ください。