世界好配当 アドバンスト・インフラ株式ファンド(通貨選択型) 〜みずほ証券
本日はみずほ証券の『世界好配当 アドバンスト・インフラ株式ファンド(通貨選択型)』をご紹介します。
このファンドは世界株式に投資をしています。その銘柄をインフラ関連にしているのでファンドにこの名前がついています。
なぜインフラ関連にしているかというと、
1)途上国はこれからインフラから整備され経済成長を遂げるため
2)株の配当利回りが高いため
です。2)についてはこちらをご覧ください。
配当だけでいうと、世界REIT(不動産)よりも高いようです。もちろん株価水準にもよるので、今の時点で、ということですが。
こちらが同株の過去のチャート。これだけを見ると、ずっと右肩上がりで上昇しているように思えますが、これは錯覚です。2002年からチャートを取っているからです。株の歴史は当然もっと長いもので、2002年からであえば、本当に短期の指標としか価値がありません。
そしてこちらが日本のファンドの資料でも稀に見ることができる、リスク=リターンの表です。これを見る限り、このファンドの平均リターンは8%、リスクが17%。これまたこのデータを取る期間により異なるので、他の世界株や世界REITと比べて良くなるよう期間を取っているかもしれないのですが、なんにせよオフショアファンドと比べると、同じ程度のリスクを取るのであればリターンはこの倍、逆に8%程度の平均リターンであれば、リスクはほとんどゼロに近くなります。
ミューチュアル・ファンド(投資信託)でわざわざ効率悪く運用しなくてもいいと思うのですが、どうも人間「偏見」というものが頭にひっかかるようですね。それもまたその人の人生の一つの選択なのですが。
ツイート