野村PIMCO新興国インフラ関連債券投信(バスケット通貨選択型) 〜野村證券
本日ご紹介するのは野村證券の新商品『野村PIMCO新興国インフラ関連債券投信(バスケット通貨選択型)』です。
このファンドはずいぶん長い名前になってますが、別に難しいことはありません。今までの新興国債券型ファンドとなんら変わりません。その投資対象先を「インフラ関連」にしたというだけです。
まず新興国社債の格付けと金利がこちら。ハイイールド債よりは多少高いBBBですが、金利もその分低くなり、平均5.8%です。
そしてこちらがデフォルト率。金融危機時には大きく上昇しましたが、今は落ち着いているようです。
こちらがこのファンドの利回りや平均格付け。
投資対象国と業種です。全然普段の新興国債券ファンドと変わりません。
そして毎度のとおり、選ぶ通貨(バスケット)により、上乗せ部分の為替ヘッジプレミアムが変わってきます。
そして先程の債券金利と上乗せして受け取れます。
インフラ関連債券というのは国債ではなくて社債のため、その分格付けが低くなり、金利が上昇する。それだけです。インフラ関連債券でないといけないことはありませんが、最近は新興国のインフラ関連と言えば、「堅い」イメージがあり、セールス(販売)しやすいというくらいの理由で組成したのでしょう。