ラッセル・アジア増配継続株100 〜野村證券
本日は野村證券の新商品『ラッセル・アジア増配継続株100』のご紹介をします。この商品は2011年2月7日から募集開始なので、ちょっとフライングです(笑)。
今回のファンドは名前はちょっとだけ変えてきていますが、ただのアジア株式ファンドです。その株式を選ぶ際に増配を続けている企業であれば株価が他の銘柄よりもよく上がっていると言いたいようです。
こちらのチャートをご覧ください。
そしてこちらのグラフはよく見る資料ですが、過去の日本が高度経済成長を遂げた間のGDPと今のアジア各国のGDPを比較したグラフ。まだまだ成長の余地があるということです。ただし問題なのは、彼らが最終的に日本のように高度成長を続けられるのか、それとも違う地政学的リスクで頓挫するのか、ということです。私はここに載っている国すべてに行ったことがありますが、ある程度成長した後、日本のようには結局なれないと思います。
そしてこちらが投資対象の国別、セクター別円グラフです。国別では中国がダントツ多く、セクターはバランスよく分散投資しているというところです。
結局、この募集のタイミング以降、アジア株が上昇すれば上がるし、下落すれば一緒に下落するというだけ。まだしばらくは上がったり下がったりで上昇傾向が続くとも思いますが、今まですでに新興国株資産に投資している人も多いと思うので、敢えてわざわざこのファンドに乗り換える必要はないと伝えておきます。