日興・米国バンクローン・ファンド(為替ヘッジあり)13-04 〜日興証券

本日は日興証券の新商品『日興・米国バンクローン・ファンド(為替ヘッジあり)13-04』をご紹介します。

こちらのファンドは今までにはないファンドです。特徴は2つ。

・米国のバンクローンへ投資
・円ヘッジ

バンク(銀行)ローンとは何か?そのままですが、銀行から企業が借り入れる融資のことです。市場規模もすでにREITよりも大きいようです。

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ただこのファンドでは高い金利を取るためにその企業をBB格以下(投機的格付け)の企業に絞っています。

まずこちらが金利。格付けを低くすることでハイイールド債よりも高い金利となります。

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デフォルト時の回収率がこちら。ハイイールド債と同じ3.6%くらいのデフォルト率ですが、回収率はバンクローンのほうが高いようです。

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なぜ今ハイイールド債などではなくてバンクローンなのか?ですが、今アメリカもほぼ金利がつかない状態になっています。これ以上利下げの余地がないというところまで来ています。となると今後はこのまま低い金利を維持するか、景気が良くなってから上げるしかありません。その金利上昇局面に価格のブレが少ないのがこのバンクローンのようです。理由は「変動金利」だからですね。

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次にリターンの方。過去の金利上昇局面のそれぞれの資産の価格推移と見たのがこちら。いずれの時もバンクローンは上昇しているのがわかります。変動金利なので、固定金利からお金が移ってくるということですね。

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このリスクとリターンをいつもの分布図で見てみるとこちら。ハイイールド債と比べてミドルリスク=ミドルリターンとなるようです(円ヘッジ後)。

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リターンをチャートで見るとこちら。見れる成績が短いのがあまりよくないですが、金融危機の時流動性が低下した以外は順調です。

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こちらがポートフォリオ内訳。残存5.6年で年率5.3%くらい取れるようです。

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米ドルが今後も長期的に円安になっていくと思うので、為替ヘッジありとなしで選べるといいのですが、このファンドはどうも為替ヘッジありしか選べないようです。米ドルのリスクもなくなる代わりに、円安になった時は見えないだけで目減りしていることになります。

最後に手数料。購入時にかかわらない代わりに、換金時に以下の手数料がかかります。最初にかからないのはいいことですね。

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今まで皆さん、債券だと金利がつかず、ハイイールド債だとリスクが大きすぎたので、その中間のバンクローンという資産があるというのはいいことですね。変動金利なので今の低金利下でも安心して投資できると思います。


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