日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド(愛称:TPパワー) 〜SMBC日興証券
本日ご紹介するのは日興証券の新商品『日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド(愛称:TPパワー)』です。
このファンドの特徴は1つだけ。
・環太平洋地域の株へ投資
こちらが投資先です。
アメリカ、日本だけで42%なのでかなりの比率を占めます。新興国では中国、香港、インド、韓国、インド、ブラジルなどが入ってきます。
なぜ環太平洋地域なのか?中国、ブラジル、インドなど発展著しい国があることと、それに呼応して日本、アメリカが連れ高になることを期待して、のことです。
こちらがアジア・オセアニア地域の国のGDP成長率。すでに見慣れた数字ですが、日本以外の新興国は高いです。同時に所得が増えてきて、今度は消費国としての存在感を出してきます。
南米はこのファンドはあまり投資していませんが、同様に発展しています。
ということで、お互い輸出をしあって輸出額も増えています。
最後にこのファンドのシミュレーションの結果です。あくまでシミュレーションですが、米ドルベースでやっとリーマン・ショック前の水準を抜こうというところです。分散している分、なかなか重い動きをしていますね。
結論、環太平洋地域はたしかに重要なポイントだとは思いますが、まとめて投資をしようと思うと広すぎるくくりです。もう少し地域や国を絞って投資した方がいいですね。