野村高配当インフラ関連株プレミアム(通貨選択型) 〜野村證券
本日は野村證券の新商品『野村高配当インフラ関連株プレミアム(通貨選択型)』をご紹介します。
まずこのファンド、以前野村證券が募集していた『野村日本高配当株プレミアム(通貨選択型)』と酷似しているので、まずはこちらからご覧ください。
そして今回のファンドの違う点は投資対象先が
・世界のインフラ関連株
になっただけです。
今回の金利分の収入は以下のとおり。
インフラ関連株配当:4.6%
プレミアム収入:4.2%
為替プレミアム収入(通貨セレクトコースのみ):6.9%
そのためこれを合計すると(通貨セレクトコースの場合)、15.7%もの金利がついてきます。円ヘッジした(為替リスクがない)状態でも8.8%。あとは投資先の株が上昇するか下落するか、ということになります。
こちらが対象先のポートフォリオ。
過去のチャートはこちらのとおり。過去のチャートは良い数字ばかりが出てくるので(だから商品化している)、あまり参考にはなりませんが、これを見てハッキリ言えるのは、世界の株、もしくはそれ以外の伝統的資産(株、債券、不動産など)と値動きが連動してるということです。分散投資の先にはならないということですね。
こちらがプレミアム部分の解説。前回のファンドのとおりですが、理解が正直難しいと思います。わからない方は投資をしないでください。
最後に「円コース」と「通貨セレクトコース」を選ぶのですが、「通貨セレクトコース」のポートフォリオがこちらのとおり。これだけリスク(上下のブレ)の高い新興国の通貨で構成されているから、これだけ高い金利収入がもらえるということですね。上記投資対象先(世界インフラ関連株)に加え、これも投資のリスクとなってきます。