ノムラ・ マネージャー・セレクト 1207 〜野村證券
本日は野村證券の新商品『ノムラ・ マネージャー・セレクト 1207』をご紹介します。
実は去年も同じような名前であったのですが『ノムラ・マネージャー・セレクト 1110』とはまた内容が変わっています。同じなのはヘッジファンドのセット販売、ということだけです。
今回入っているヘッジファンドは・・・
・アムンディ・ボラティリティ(ボラティリティ戦略)
・ブルー・トレンドPRM(マネージド・フューチャーズ戦略)
・GAMエマージング(マクロ戦略)
です。
それぞれの過去のチャートと毎年の成績がこちら。ここに載っている期間はほぼほぼ全勝(毎年儲かっている)ことがわかります。
そしてこの3つのファンドを2007年から運用したと仮定してシミュレーションした場合のチャートと数字がこちら。それぞれがいいのですから、3つ足しても当然いいですね(笑)。参考ポートフォリオはすべて1:1:1で保有していることになっています。
どれもいいのなら1つ保有すればいいのでは?と思われると思いますが、こちらの相関関係図をご覧ください。相関係数では数字が0に近づけば近づくほど「まったく無関係な動きをする」という意味になりますので、この3つを保有する意味があるのです(さらなるリスク分散)。
どれほどリスクが低いかがこのグラフでもわかります。過去最も株式が下落した時のこのファンドの成績です(あくまでシミュレーション)。マイナスどころかプラスの時が多いです。
リスク=リターンで見ても、
年間平均リターン:11.1%
年間平均リスク:6.5%
なので、優秀な成績です。
最後にこのファンドと今皆さんが保有されているその他資産との相関関係を見てみましょう。一番上の横列がすべてこのファンドとその他資産の関係を表していますが、0に近いのがわかりますか?要は関係ない動きをしているということで、リスク分散としての商品としても最適だということですね。
国内でも稀にこういった投資機会が出てくるので、こういう機会にはオフショア(海外)で投資されることを好まれない方も投資しておくといいですね。
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