GSグロース・マーケッツ・ファンド株式 〜野村證券
本日は今朝の日経新聞にも一面広告になっていた『GSグロース・マーケッツ・ファンド』をご紹介します。このファンドは「株式」と「債券」の2種類あるため、別々にご紹介しようと思います。
まず運用会社はGS(ゴールドマン・サックス)。GSの人は頭がいいからか、こういった資料までとてもわかりやすく論理的です。いつも感心させられます。日経証券会社が作る資料とは歴然とした差があるのはなんでしょうね(笑)。
さてこのファンド、投資先は結構簡単。「グロースマーケッツ株式」です。言ってみれば新興国株式。それを新興国という言葉ではなく、成長株というような表現をしています。グロースマーケッツ株の定義からいきましょう。
要は新興国ですね(笑)。ただ新興国をBRICsやVISTAと言ったように定義しずらくなってきたので、このような表現をしています。
そのグロースマーケッツが今度の世界経済に新興国よりも大きく寄与していくということです。これは間違いないでしょうね。
過去のグロースマーケッツ株とその他の新興国株先進国株との比較です。これを見ると過去グロースマーケッツ株が一番良かったように見えますが、こういった数字が出せたからこういった商品を作ってきているというすべて結果論でしかありませんので、感心することでもなんでもありません。だったら彼らはすでに2000年にこのファンドを設定して、今もなお運用していればいいのです。今頃基準価額が60,000円になっています(笑)。ちなみに投資信託の最初の基準価額は10,000円です。
最後に投資ポートフォリオ。国は上記のとおりですが、通貨が米ドルなどあります。これはこういった新興国の市場は流動性に欠けたり、限られた投資家しか投資ができないような市場のため、米国のADRなどを通して投資をしていることなどから米ドルが入っています。
次に「グロースマーケッツ債券」をご紹介します。