高齢者(75歳~)向け金融商品
証券会社は金融庁からの指示の下、高齢者(75歳~)への金融商品の推奨は強い規制がかけられています。その結果、野村證券で作られたのが『ハートフルコミュニケーション』という名の高齢者向け金融商品リスト。この商品の中で売買をする分には、特に厳しいコンプラもなく売買できる、というものです。
ポイントとなっているのは以下の項目。
・リスクが限定的
・分散型
・手数料が安い
具体的には以下の金融商品。
・普通預金、定期預金
・MMF、MRF
・国内債券
・マイロード
・マイサポート
・ノムラ・ボンド・インカム・オープン
・ゴールドマンサックス・世界債券オープン
・UBS 世界公共インフラ債券投信(通貨選択型)
・外国債券
・ファンドラップ
・外貨MMF
・マスミューチュアル低学年金
・アクサ投資型年金
・マスミューチュアル定額終身保険
・メットライフアリコ就寝医療保険
・メットライフアリコ終身保険
ここに入ってる多くのファンドの購入手数料もたったの1.05%ととても安いことがわかります。
ただある意味高齢者保護ということにはなっているとは思いますが、その反面、高齢者は自分の意志で決めることができない、リスクを正しく理解することができなという前提の元、自由に投資先を選択することができないということにつながっていきます。
私なら自己責任でいいから、自由に投資先を選んでダメなら諦める、と考えるところですが、そういう人はネット証券に行くということでしょうか(笑)。ただ高齢者の中には、自己責任を理解していてもネットができない人はたくさんいるので、難しいところです。。