ノムラ・アジア・コレクション(アジアブランド株式) ~野村證券
本日ご紹介するのは野村證券の新商品『ノムラ・アジア・コレクション(アジアブランド株式)』です。「アジアブランド株式」というの以外に「短期アジア現地通貨建て債券」というのがあるのですが、これはまったく商品性が異なるので、また次回ご紹介したいと思います。
ではまずは「アジアブランド株式」から。名前のとおり株式ファンドです。けれど「ブランド」とついていますが、欧州のLouis Vuittonやポルシェのようなブランドではなく(というよりアジアにそんなものがない)、通常のアジア企業への株式投資だと思ってください。銘柄選定の中で、アジアの中でも競争力や商品力のある企業を選んでいる、というだけです。
国別、業種別、通貨別の投資比率は以下のとおり。どこに集中的に、というわけでもなくまんべんなく分散投資しています。
こちらがアジアの株式インデックスと他の株式インデックスとの比較チャート。
これを見て「アジアが一番上がっている!」と思った方はかなり危険です。ただの投機家です。ポイントは以下のとおり。
・上下のブレが激しい(リスクが高い)
・結局、他の株式インデックスと連動している
こんな状況下で株式投資をしようという方は少ないと思いますが(信じていますが)、それでもリスクを取りたいというのであれば投資をしてもいいでしょう。しかしこのファンドでなくてはいけない理由は私には見つかりませんが。
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