復興債
12/5から復興債というのを全国1100の金融機関で募集している。目的はその名のとおり、東北の復興のために使われる、ということである。
条件は以下のとおり。
固定3年債:0.18%
固定5年債:0.33%
変動10年債:0.72%
個人向け国債と同様だが、金利が低い(国が返す金額が少なくてすむ)というのが特長だろうか。
復興債は総額11兆5500億円の発行が計画されていて、10兆円を金融機関、機関投資家に、1兆5500億円を個人投資家に持ってもらう予定。
ただ忘れてはならないのは、本来こんな債券を出すべきではないということ。元々の財政赤字をどうしようもできないから、別名目で借金を作っているだけである。どちらも借金に変わりないのだから、結果的に国の財政はさらに悪化するだけである。
今度はどんな債券が出るのだろう?「年金債」「介護債」「雇用促進債」。借金にお金をつけ出したら、今の日本はいくらでもできるあとは世論がOKというかどうかの違い。その世論もマスコミ次第で決まる。
では何が真実なのか?データはいくらでもあります。自分の目で見て確かめてください。しかし投資信託の販売資料のようにご丁寧には書いてありません。それこそ金融庁が禁止しているようなわかりづらい表現ばかり使われて、皆さんにわかりやすいようには国は発表していません。まずは知識武装をすることがスタートラインということですね(笑)。
知識武装を諦める方は私に相談してください。個別にご対応します。
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