野村エマージング・ソブリン 円投資型1110 ~野村證券
本日は野村證券の新商品『野村エマージング・ソブリン 円投資型1110』をご紹介します。
このファンドは内容としては特に新しいこともなく、新興国の債券に円建てで投資をします。ただそれだけです。投資対象国は5~10カ国で定期的に見直しますが、以下がモデルポートフォリオ。
これを総合して、以下が利回りとなります。円ヘッジしているので、為替ヘッジプレミアムはありません。
要は最近の円高傾向と、今後も当面円高傾向が続くであろうと想定して、その間の資金の逃避先として用意した感じですね。営業マンとしては、
「しばらくは円高が続くので、新興国の通貨リスクを取らず円建てで新興国の債券に投資をしてある程度の金利を取りましょう。」
ということです。そしてその後、またどこかで為替がブレたら、
「今がその転換期です。もう一度、外貨建てに変えましょう。」
と言って、また次の商品。この売買で手数料(コミッション)が落ちるという仕組みです。
ただし今回の商品の手数料体系は以下のとおり。
購入手数料:0%
解約手数料:3~0%(経過年数に応じて)
9年以上持てば売買での手数料はかからないことになります。そんなに持つわけないですよね(笑)。
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