米国ハイ・イールド債オープン(通貨選択型) 〜国際投信投資顧問
本日は三菱UFJモルガンスタンレー証券などで募集している国際投信投資顧問(グロソブなどを運用しているファンド会社)の『米国ハイ・イールド債オープン(通貨選択型)』をご紹介します。
このファンドは名前の通り、アメリカのハイイールド債へ投資するのですが、外貨建て(ブラジルレアルなど)にすることで為替ヘッジプレミアムを取れるという、もうどこの証券会社でも散々販売しているタイプの商品です。どの証券会社でもありますが、野村證券で言えば『野村新米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型)』と同じなので、こちらもご参考にしてください。
そしてグロソブと同様に意味のない毎月分配を餌にしている手法も変わらないので、今回初回の分配金を出したということで大きく新聞広告が出ていましたので、こちらにご紹介しておきます。
円コース:60円
米ドルコース:60円
豪ドルコース:110円
ブラジルレアルコース:140円
中国元コース:30円
インドネシアルピーコース:100円
資源国通貨バスケットコース:120円
これを見て、こういった感想を持つ方が未だに多いです。
「分配金が高いブラジルレアルコースか資源国通貨バスケットコースにしようかな。」
もういろんなところで言われている話ですし、私も今まで散々言っていて、皆さん耳にタコだと思うので(笑)、もうあまり言いませんが、分配金はまったく意味がないですし、投資を決定する際の基準にもなりません。だから上記初回分配金の広告を見た時に、素通り(無視)をした方のみが正解です。詳しくはこちらをご覧ください。
こうやってブログで書いていると、皆さんちゃんと読んで理解をして相談をしてもらえたり、コメントをもらえたりするので、とても嬉しいことです。。さらにちゃんとムダな毎月分配型を止めて複利運用を始めてくれている方も中にはいるので、こういった方がいることが一番嬉しいですね。
『夢をかなえるゾウ』ではありませんが、散々学んでも(この本の中では、主人公がガネーシャというインドの神様から毎日一つのことを学んでいく)、それを実行しなければまったく意味がないわけですからね(笑)。
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