野村ING・エマージング債券投信 〜野村證券
本日は野村證券で新しく募集されている『野村ING・エマージング債券投信』をご紹介させていただきます。
ただ毎度毎度同じパターンです。「新興国債券+為替ヘッジプレミアム(外貨建て)」なので、皆さんももう飽き飽きしてきたでしょう(笑)。きっと野村の営業マンも飽き飽きしていると思います。。
一応、今回のファンドの投資先である新興国債券の説明をしておきます。
平均6%程度のクーポン(金利)で、ハイイールド債(格付けの低い債券)ほど高くはありませんが、先進国債券より高いです。
格付けは「投資適格」と言われれるBBB格以上の債券が半分で、残りは「投機的(リスキー)」と言われる債券です。格付けが低くなればなるほど株式との連動性が高くなり、リスク(上下のブレ)が大きくなります。
このファンドの平均利回りは6.9%だそうです。
投資対象先国ですが、世界中分散されています。よく言えば分散効果が働き破綻した場合のリスクに備えている。悪く言えば、足の引っ張り合いで無難な数字しか出ません。また世界的に新興国債券市場が良くない時は、下げることになるでしょう。
次に「為替ヘッジプレミアム」。
今回は米ドル、豪ドル、NZドル建てとなります。きっと狙いはNZと豪ドルというセールストークで来るでしょう。通貨を分散するということには意味がありますので、ブラジルレアルだらけになっている個人投資家は、まだNZなども持っておいたほうがいいですね。ただどちらも世界の市場流通量が少ない通貨なので(つまり上限のブレが大きくリスクが高い)、長期では持たないでくださいね。
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