大京(BBB-)債券発行へ
リーマンショック以降、初めてとなる格付けがBBB-格の会社が債券を発行することとなった。
発行体は大京。「ライオンズマンション」シリーズで有名で、2004年に経営難で産業再生機構が入っている。格付から見てもわかるが、投資適格債ではあるけれど、その中で最も格付けの低い会社である(その分倒産リスクが高い)。
以下が債券の条件である。
期間:2年
金利:3.17%
発行額:50億円
金利がとても高いですよね(笑)。日本の会社の債券なので、豪ドル債などと違って為替リスクもありません。それでこの3.17%です。
そう、要はそれだけ危険だからです。
ちなみにBBB-格で最後に起債したのは、2009年に負債総額約2000億円を出して会社更生手続きをした日本綜合地所。2007年9月に起債して2009年3月に会社更生法申請(要は倒産)ですから、債券もまだ満期になっていなかったでしょう。はい、そのくらいリスクが高いのです。
あなただったら、投資をしますか?
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