個人向け国債3年物 (0.11%)に決定
前回の募集に続き、今回はさらに利率が下がった3年物個人向け国債。
・借金だらけの日本国の国債
・3年も預けて利率がたったの年0.11%
こんな条件で誰が購入するというのでしょう?
さらに5年物個人向け国債の利率も決まったのですが、それもたったの0.23%。
私は2004年に野村證券に入社したのですが、当時は個人向け国債というのがまだ比較的新しくて、10年変動金利物しかありませんでした。
その時は、変動金利でも1%は超えていて、さらに「もうすぐ新しく募集されなくなるかもしれないから」と教えられたものです(笑)。あれから早いもので6年。今はあの時よりも国の借金が膨らみ、景気後退で税収も減り、けれど社会医療費もろもろの予算はどんどん増えています。個人向け国債の募集を止めるどころか、さらに募集しなければいけない状態。けれども利率の低下で、さらに誰も日本国債など買ってもらえない状態です。
こんな状態で日本はどうするのでしょうか?
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