【第146回】デノミ対策のために海外積立投資を始めた事例です。【東京都 会社経営者 50代前半 男性】 | 【公式】資産運用相談ホームページ
こんにちは。河合です。
本日からは東京に何店もアパレルショップを経営している経営者の方がデノミ対策のために海外積立投資を始められた事例です。
くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。
【東京都 会社経営者 50代前半 男性】
この方、弊社保険アドバイザーBXが20年来付き合いのある経営者。
どんな付き合いかって、保険のクライアントとかそういうのでもなく、結構な飲み仲間です(笑)。
この方もやはり他のアンテナ高い経営者たちと同様に、日本という社会への疑問も多く持っていました。
特に問題視していたのが1000兆円という日本の国債残高。
更に毎年50兆円ずつ増えていっているわけですから、こんな借金が今後減るどころか返せるわけがない、というのがこの方のお考えでした。
さてそこで国がすることはなにか?
私は国の統制力が及ばず、政策を取る前にパニックによる国民の預金引出しで破綻(デフォルト)を想定しているのですが、この方の考えは「デノミネーション(デノミ)」でした。
「デノミ」というのは通貨の価値切り下げのこと。
簡単にいうと、今ある一万円札の価値を100円にしようということです。
だから1億円の資産を持ってても、100万円の資産になってしまうんです。
そんなバカな、、って思いますよね(笑)?
そんなバカなことを最後はせざるを得ないのです。
借金返済のために。
1/100になるかどうかはわかりませんが、これをすれば1000兆円の借金がたった10兆円になります。
頑張れば1年で返せますね(笑)。
ご参考に過去デノミが行われた事例をあげておきます。
1993年:ウルグアイ(1/1000)
1994年:ユーゴスラビア(1/10億)
1998年:ロシア(1/1000)
2005年:トルコ(1/100万)
2005年:ルーマニア(1/1万)
2008年:ジンバブエ(1/100億)
2009年:ジンバブエ(1/1兆)
2009年:北朝鮮(1/100)
2009年:鳩山由紀夫首相がデノミネーションを検討。政権交代により実施されず。
たった20年の間にこれだけの国がデノミを実行しているんです。
皆に共通することは借金が膨大にあったことと、激しいインフレになったこと。
日本は破綻を目前とした円安によるインフレ(景気拡大によるものではない)が起これば、おそらくデノミ実行でしょう。
さてデノミの話がずいぶん長くなってしまいましたが(笑)、この経営者の方も同様のことを考えていて、これを回避するには外貨にしておくしかない、と知っていたのです。
1998年、事前にデノミ情報を入手したロシアの富豪たちが、海外の外貨に資産を移し、デノミ実施後、ルーブルに戻して安くなったロシア国内資産を買いあさりニューリッチとなったのと同じことをしようということですね。
まぁ、デノミはともかく現在の円と外貨の関係を見ても、円安要因ばかりなので、当然外貨にしておこうとなると思います。
この方、こうした考え方から、弊社で海外積立投資をされる前に、香港でHSBC香港の口座を開設し、同じ香港の業者に海外積立投資のPUSHを散々されていました。
そう、あの香港独特の猛烈なるPUSHセールスにあっていたのです(笑)。
ということで、当然信用ナシ。
長期の積立投資なんてとてもできないということだったのです。
それを弊社の保険アドバイザーとの信用において、
USD300(約4万円)
25年
を始められました。
- 前の記事
- 【第145回】独身時に入った生命保険を解約して、海外積立投資を始められた事例です。【愛知県 主婦 30代前半 女性】
- 次の記事
- 【第147回】ミシュランシェフが海外積立投資を始めた事例です。【東京都 シェフ 30代後半 男性】
関連記事
-
【第192回】中国銀行&スタンダードチャータード銀行(中国)を開設された方の事例です。【東京都 自営業 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は香港やハワイの銀行ではなく、中国国内の銀行口座を開設された方の事 記事を読む
-
【第232回】弊社古参会員さんのオフショア資産管理口座(900万円)開設事例です。【熊本県 会社員 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は弊社古参会員さん(2011年)が新たに900万円のポートフォリオ 記事を読む
-
【第26回】ご本人から家族の方(お母様)へご紹介いただいての海外積立投資の事例です。【大阪府 会社員 30代前半 男性】
こんにちは、河合です。 本日はご家族をご紹介していただけた方の事例をご紹介します。 記事を読む
-
【第47回】元本確保型ファンドの事例です。【栃木県 退職者 60代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は今回新規募集があった元本確保型ファンドへ投資された方の 記事を読む
-
【第10回】新しくなった海外積立投資のボーナスキャンペーン(最低ボーナス:15万円)のお知らせです。
こんにちは。河合です。 本日は新しくなった海外積立投資のボーナスキャンペ 記事を読む
-
【第17回】 「USD500(約5万円)の25年」の海外積立投資の事例です。【鹿児島県 公務員 30代前半 男性】
こんにちは。河合です。 それでは今回も『海外積立投資』をすでにされている方の事例をご紹 記事を読む
-
【第7回】スイスのプライベートバンクをご紹介します。
こんにちは。河合です。 それではスイスのプライベートバンクをご説明します。前回せっか 記事を読む
-
【第177回】私の同級生の海外積立投資事例です。【岐阜県 会社役員 30代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は私の同級生が海外積立投資を始めた事例をご紹介します。 といって 記事を読む
-
【第42回】5000万円一括のオフショア投資の事例です。【北海道 会社経営者 60代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は地方にお住まいですが、海外の不動産を所有され 記事を読む
-
【第24回】 メールでのやりとりを一度もなしにオフショア投資された事例です。【東京都 退職者 60代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は退職者の方の事例をご紹介します。 この 記事を読む