【第120回】海外積立投資を使って相続対策をされた事例です。【東京都 勤務医 50代後半 女性】 | 【公式】資産運用相談ホームページ
こんにちは。河合です。
本日は海外積立投資を使って相続対策をされた事例をご紹介します。
海外のものは、相続税対策にはなりませんが、死亡保険金受取人を設定できることと、そもそも元を増やすこともできるというのがポイントです。
くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。
【東京都 勤務医 50代後半 女性】
この方、時期を同じくしてオフショア資産管理口座を使った一括投資と海外積立投資をされていますが、今回は海外積立投資の事例だけご紹介します。
さてこの方が始められたのは
積立額:USD 2000(約20万円)/月
期間:25年
という積立プランでした。
金額はその方の収入によるので、この方にとってはこの金額を積立てていくのは十分可能でした。
ただこの方も既に50代後半というご年齢。
そこから25年間(70歳後半)この金額を積立てていけるのかといえばそうではないですよね。
ではなぜ20万円/月を25年積立てるというプランにしたのか?
1)10年後を目処に減額を予定
2)共同名義&受給者を設定できるから
まず1)。
海外積立投資というのはずっと当初のプランを満期まで続けなければいけないわけではありません。
長い人生で25年間も同じように続けられる人など、お金があるないに関わらずほぼほぼいないでしょう(笑)。
実はとても融通が効く仕組みになっているんです。
・減額が自由
・引出しが自由
・積立STOPも可能
つまり家計が厳しかったら減額も積立STOPもできるし、積立てたお金を積立期間中に引出して使うこともできます。
いずれもペナルティなどありません。
あとはしっかりと金利をもらうため(最大5%/年)、最初に可能な限り高い金額を積立てようということですね。
ただしこれは3年目からの話。
最初の2年間はしっかり決めた通りの積立をしてください。
2年だったら僕でも予定が立てられます(笑)。
次に2)。
海外の積立投資は共同名義&受給者というのを設定できます。
つまりご自身に万が一のことがあった場合、指定したご家族に指定した配分でお金を残すことができます(50:50など)。
日本の保険と同じ仕組ですね。
これが相続対策になります。
つまりは誰にあげたくて誰にあげたくないという意思を生前に遺書のような形で遺すことができるのです。
この方の場合、二人のお嬢様に遺したいということでした。
そこで共同名義&受給者の設定をします。
共同名義:長女
受給者:次女(100%)
これ以外にも色々なケースが考えられましたが、この方のご意思が・・・
・自分に万が一のことがあった時、姉妹で半分ずつになること
・その際、相場の如何があるので、強制的に現金化されるのは好まない
だったので、万が一の時には長女が共同名義人として100%引き継ぎ、その後相場を見て本人が売却、次女と半々に分けるというシナリオです。
共同名義人は一人までしか入れられず、共同名義人なし&受給者を半々(50:50)だと強制的に現金化されてしまうというのがポイントでした。
積立は長期間で運用していくもの。
やはり自分に何かあった時の備えはしておきたいですね。
もちろん積立開始後に設定も可能なので、若いうちに積立を開始しておいて(始めないと永遠に貯まらないw)、将来そういう年齢になった時に設定するというのもいいと思います。
- 前の記事
- 【第118回】アフリカマイクロファイナンスファンドの最終募集です。<募集締切:〜12/22>
- 次の記事
- 【第121回】海外積立投資から140%元本確保型積立投資に乗換えられた事例です。【東京都 会社員 50代前半 男性】
関連記事
-
【第12回】 私の野村證券時代のクライアントが元本確保型ファンド(オフショアファンド)に投資された事例です。【岐阜県 自営業 50代後半 男性】
こんにちは。河合です。 それでは今までオフショア投資をされている方の「投資事例」をご 記事を読む
-
【第60回】スイスのプライベートバンクから9000万円を投資された事例です。
こんにちは。河合です。 本日はスイスのプライベートバンクから約9000万円を投資され 記事を読む
-
【第227回】大阪セミナー後に海外積立投資と森林ファンドへの投資を始められた事例です。【兵庫県 開業医 60代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日ご紹介する方は、7月の大阪セミナーに参加いただいて、その後の個 記事を読む
-
【第166回】ハンセン銀行(香港)口座開設後、海外積立投資とオフショア投資を始められた事例です。【広島県 会社員 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は弊社のサポートによりハンセン銀行(香港)口座を開設されて、その後 記事を読む
-
【第31回】 主婦の方が4400万円、オフショア投資された事例です。【東京都 主婦 40代前半 女性】
こんにちは。河合です。 本日は主婦の方の事例をご紹介します。 この方は主婦ではありま 記事を読む
-
【第17回】 「USD500(約5万円)の25年」の海外積立投資の事例です。【鹿児島県 公務員 30代前半 男性】
こんにちは。河合です。 それでは今回も『海外積立投資』をすでにされている方の事例をご紹 記事を読む
-
【第209回】既契約者の紹介からの海外積立投資開始です。【神奈川県 会社役員 40代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は以前本メルマガでもご紹介したクライアントからのご紹介で海外積立投 記事を読む
-
【第75回】スイスのプライベートバンクから5000万円オフショア投資された事例です。【愛知県 会社員 50代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はスイスのプライベートバンク口座を開設し、オフショア投資を実践され 記事を読む
-
【第23回】 日本の税制を知り尽くした方の海外積立投資の事例です。【東京都 公認会計士・税理士 30代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は税理士(正式には公認会計士)の方の事例をご紹介します。 記事を読む
-
【第18回】オフショア投資の事例です。 【東京都不動産経営者 70代前半男性】
こんにちは。河合です。 本日は私のクライアントの中で最もご高齢の方の事例 記事を読む