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【第34回】野村證券のファンド(ブラジルレアル関連)について、ゴールド会員からの相談事例です。【愛知県 主婦 40代後半 女性】 | 【公式】資産運用相談ホームページ

こんにちは。河合です。

 

本日は主婦の方の事例をご紹介します。

この方は私のゴールド会員になってすでに1年経ち、その間にした国内投資の見直しのお話です。

 

くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。

 

【愛知県 主婦 40代後半 女性】

 

この方は当時私に相談をいただいた時には、野村證券で以下のファンドへ投資していました。

 

・野村新米国ハイイールド債券投信(ブラジルレアル毎月分配コース)

2009年8月購入

・野村エマージング債券投信(ブラジルレアル毎月分配コース)

2009年11月購入

・野村新エマージング債券投信(ブラジルレアル毎月分配コース)

2010年5月購入

 

そして地方銀行にて、本人とお母様名義で・・・

 

・グローバル・ソブリン・オープン(グロソブ)

・ブラジル・ボンド・オープン

 

を購入していました。

 

私がまず伺ったのは、毎月分配型ばかり、さらにブラジルレアル建てのファンドばかり購入しているが、これは本人の意志で購入したものか、証券会社や銀行の担当者に勧められて購入したものか?ということでした。

答えは後者でした。

その上で、以下のようにアドバイスをしました(原文そのままです)。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

グロソブ以外は現状悪い選択ではないのですが、お気づきかと思いますが、あまりに資産が偏りすぎていてブラジルレアル安になった時、とんでもない損失を出すことになります。

 

ブラジルレアル安になるシチュエーションとして

 

・ブラジルで暴動

・ブラジルで大地震

・ブラジルが債務不履行(現在のギリシャのような形)

・政策の失敗によるGDP成長率の低下

・それによる利下げ

・このまま経済危機が続き、円高/ブラジルレアル安が続く

 

が挙げられ、正直どれもあり得る話です。何事も一極集中は大変危険です。投資されたのが比較的最近ではありますが、他のコモディティ(商品)やヘッジファンド、豪ドル債券など、いくつか色々保有された方がいいと思います。

 

またその際、必ず毎月取っている分配金は減ります。しかしそれは投資の本質では全く問題ではありませんので、まずはそこをご理解ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

結果、この方はすぐにこれらの資産をすべて売却され、以下の資産に乗り換えられました。

 

・豪ドルMMF

・ノムラ・ブルークレスト・CTA・ファンド

・オフショアファンド(金関連ファンド)

・海外積立投資

 

そして1年が経過した最近いただいたメールによると・・・

(一部まだ半年の運用)

 

・豪ドルMMF

2,029,010円→2,114,875円(+4.2%)

・ノムラ・ブルークレスト・CTA・ファンド

2,358,000円→2,980,259円(+26.4%)

・オフショアファンド(金関連ファンド)

AUD 19,400→AUD 19,923(+2.7%)

・海外積立投資(ボーナス含む)

USD 5,500→USD 6,46.05(+17.5%)

 

もし仮に元のファンドをそのまま保有していたら、増えるどころかさらに損を拡大させているところでした。

動くべき時に、正しい投資先へ、ご自身の意志で、換えることができたから今の結果があるのだと思います。

 

 

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