【第8回】オフショアの「海外積立投資」をご紹介します。 | 【公式】資産運用相談ホームページ
こんにちは、河合です。
それではオフショアにある「海外積立投資」についてご説明します。 「海外積立投資」とは名前そのままで、海外(オフショア)で積立投資をすることを言います。
例えばUSD1,000(約10万円)を25年間というように、毎月一定額を一定期間積み立てるのです。
前回のメルマガで30代、40代の方必見と書きましたが、その理由は「若い方ほどメリットが大きい」からです。
それはこの「海外積立投資」が含む2つの投資手法が長期になるほど効果を発揮するから。
その2つの投資手法とは「複利運用」と「ドルコスト平均法」です。
「複利運用」とは、
運用の期間中、税金や配当を一切外へ出さないことによって、利益分も次の投資へまわす手法です。
日本の投資信託でいうと、「毎月分配型」ではなく「再投資型」です。
例えば、
今あなたがグロソブ(投資信託)に100万円投資したとします。
仮にこの年、10%の運用をしたとすると、分配金が10万円/年出てきます。いいお小遣いです。
さらに翌年も10%の運用ができたとすると、100万円の投資元本からまた10万円もらえます。
全部で100万円+10万円+10万円=120万円です。
しかしこの10万円を受け取らず翌年の投資にまわしたとしましょう。
翌年の投資元本は110万円(=100万+10万)となり、その年10%の利回りがあれば、
あなたの資金は121万円(=110万円×1.1)になってます。
そう、再投資にするかどうかで、120万円と121万円で1万円の差が出てきます。
1年で見るとこれがほんの少しの差ですが、これを仮に25年という期間で見ると大きな差となります。
【毎月分配型】
100万+10万×25=350万円
【複利運用(再投資型)】
100万円×1.1^25(25乗)=約1083万円
その差なんと「733万円」です!
だから「若い方」ほどチャンスなんですよ。。
次に「ドルコスト平均法」とは、
「一定額を継続的に投資していくと、平均買付単価が安くなる」という投資手法です。
ポイントは「何株(もしくは何口)買い付ける」ではなく、金額が固定ということですよ。
例えば、
今月トヨタが3400円だったとします。この時、10万円で買えるのは29.4株(=10万÷3400)。
翌月トヨタが3000円に下がっていれば、10万円で買えるのは33.3株(=10万÷3000)。
さらに翌月トヨタが4000円に暴騰したとすれば、10万円で買えるのは25株(=10万÷4000)。
気づきましたか?株価が高い時には株数は少なくなり、安い時には多く買えています。
これが「ドルコスト平均法」です。
このため、以下の方にオススメです。
・今後、株やドルが上がるか下がるか確信を持てない方
・投資はしたいが、今はまだまとまった資金がない方
あなたはどうですか?
今回は「海外積立投資」が含む2つの投資手法についてご説明しました。
次回は「海外積立投資」の仕組みと、日本の「るいとう(累積投資)」との違いをご紹介します。
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